祈祷会
《ヨエル2:12-14》
「衣ではなく、あなたがたの心を引き裂け。あなたがたの神、主に立ち返れ。主は情け
深く、あわれみ深い。怒るのに遅く、恵み豊かで、わざわいを思い直してくださる。」
(ヨエル2:13)
導入
ヨエル書といえば、ペンテコステの時にペテロが引用した箇所が有名だが、この小預言
書にも、ユダ王国の人々の背きの罪に対する神様の裁きと、そのあとに必ず回復を与える
という愛の約束が記されている。
罪を憎んで人を憎まず
数々の預言書で、北イスラエルの人も南イスラエル(ユダ王国)の人も、神様に対する背き
の罪(おもに偶像礼拝)を何度も犯してきたことが解るが、いつも神様は裁きだけでなく回
復の預言もされている。つまり、神様の裁きは人々が己の罪に気づいて立ち返ることを願
って行われているものであり、決して罪人を憎んで見捨てて、いたずらに痛めつけている
わけでは無いのである。神様は罪はことごとく忌み嫌われるが、その罪が染みついてしま
っている私たち人間は嫌ってはおられず、その罪から離れて聖くなることを望んでおられ
るのだ。
回復の内容
回復してくださるとは具体的にどういうことか。それは、生活が保障されるとか目に見
える回復だけでなく、それ以上に、神様ご自身を与えてくださるということである。主に
立ち返った全ての人に主の霊が注がれ、主との親しい交わりが許される、何にも代えがた
い恵みが与えられるということである。特に、新約の恵みに与る私たちはイエス様の十字
架を通して、揺るぎない恵みと愛、神様との関係が保証されている規格外の恵みに与って
いることを今一度深く覚えたい。
まとめ
自分の力ではどうすることもできず裁かれる時を待つしか無かった私たちが、神様の一
方的な憐れみとイエス様の十字架によって、聖くされ、裁きを免れる者として頂いた。そ
れだけでなく、神様の霊を注いで頂き、親しく交わることが許されているこの恵みを覚え
、神様の望まれるとおりに少しでも多くの人が神様に立ち返ることができるよう、主に用
いられていきたい。
2026年6月17日(水)

