2025年10月8日(水) 祈祷会

礼拝

「すべてを耐え、すべてを信じ、すべてを望み、すべてを忍びます。」(Ⅰコリント13:7)

導入

自由を奪われ死を待つ中にあったパウロだが、その中にあっても彼を訪ねてくる人たちに福音を宣べ伝えていた。この箇所はその状況を踏まえて記されている。

イエス・キリストを心に留める

この言葉は原文の方では“刻む”という強い表現が使われているらしい。つまり彫刻のように、絶対に消えないように心に刻みつけるということである。私たちはイエス様の十字架の贖いを思い、自分が今一度どんなところから救われたのかを心に刻みたい。

福音は自由

パウロ自身は自由を奪われていたが、パウロを訪ねる人たちに福音を宣べ伝えることができていた。このことから、私たちが何か困難や苦しみの中にあっても、福音はいかなる形であれ確実に宣べ伝えられていくことを覚えたい。

信仰による忍耐

福音が宣べ伝えられていく中で抱えることになる困難や苦しみは一人で耐えるのではない。イエス様がその苦しみを共有して、一緒に耐えてくださるのである。神様のため、また福音のため、イエス様と共に耐え忍びたい。

まとめ

福音はどんなときにも宣べ伝えられていくものであることを信じ、信仰による忍耐を持って、つらい中にあってもイエス様とともに、神さまのために、福音を宣べ伝えていく。

2025年10月8日(水)