礼拝
『分かち合いの人生』 使徒4:32-37
シン・オクチョル師
「喜んでいる者たちとともに喜び、泣いている者たちとともに泣きなさい。」
(ローマ12:15)
導入
ハンガーゼロの活動は、聖書の御言葉にも関連している活動である。私たちは今一度、神様も推奨している“分かち合うこと”について学んでいきたい。
分かち合いについて
①分かち合いの歴史…古くは出エジプト16:17-18から読み取ることができる。神様がイスラエルの民の食糧としてマナを降らせ、人々はそれを拾って食べたのだが、多く取った人も余らず、少なく取った人も不足がなかったという内容だ。恐らく、多く取った人が、十分に拾えなかった人に分け与えていたのではないかと推測されている。
②分かち合いは所有権を失うことではない…みんなで分かち合うと聞くと、多く持っている人が損をするように感じるかもしれないが、これは所有権を失うことではなく、その所有権をもって神様の御心にかなった運用をすることなのである。すなわち、何でもかんでも与えなければならないというのではなく、周りの人々が必要としているものにもっと関心を持ち、自分にできる支援を行うということである。
③分かち合いがもたらす恵み…ペンテコステによって聖徒となった人々は3000人であったが、その後、次々に救われる人が起こされていった。4章には5000人になっていたことが記されており、聖徒たちには一人も乏しい者がいなかったと記されている。これこそが神様が与えてくださる恵みであり、神様が喜ばれている証拠なのである。
まとめ
私たちは心を一つにして、神様の喜ばれる分かち合いを信仰によって全うしていきたい。
「このように労苦して、弱い者を助けなければならないこと、また、主イエスご自身が『受けるよりも与えるほうが幸いである』と言われたみことばを、覚えているべきだということを、私はあらゆることを通してあなたがたに示してきたのです。」(使徒20:35)
ハンガーゼロ
日本国際飢餓対策機構のことを指し、今回の礼拝ではハンガーゼロの講師としてシン・オクチョル師をお招きし、メッセージをしていただきました。また、同団体スタッフであるジェロム宣教師もお越し下さり、飢餓に瀕した国の現状をお話しくださいました。ジェロム宣教師はコンゴ民主共和国出身の先生で、飢餓を目の当たりにしている先生です。
ジェロム先生のお話
アフリカにも様々な宗教があるが、それぞれの宗教が争うことはない。なぜなら、宗教は関係なく共通の敵は飢餓だからである。水は汚く、病院もないことが多いし、あったとしてもお金がないので治療を受けられない。多くの子どもが5歳になるまでに死んでしまい、5歳を過ぎたとしても多くはストリートチルドレンとして物乞いの生活をするしかない。そのため、アフリカの子どもたちの将来の夢の多くは“大人になること”である。
現在アフリカが抱える問題は、治安が悪いこと、ウクライナの戦争の影響で物価が上がっていること、内戦が起きていることがおもに挙げられる。特に内戦の問題は深刻で、悪化すればハンガーゼロの活動も行うことができなくなってしまう。だから、内戦が治るようにお祈りして欲しい。
ハンガーゼロの活動
食べ物を与えるというよりも、食べ物を得る方法を教えるという活動である。自分たちで作物や家畜を育て、それを食べて生活し、余剰は売ってお金にする。このように、支援が必要なくなるような方向へと手助けしているのである。また、紛争の和解支援なども行なっている。
園田教会からの支援として
園田教会では以前から募金箱を設置しており、その募金と今回の礼拝の献金をすべて寄付することにしました。私たちにとっては小さなことしかできないと思っていても、実は大きな助けになっているのだということをシン・オクチョル師は語ってくださいました。
2025年10月26日(日)

